人生いろいろ有栖川

触れたコンテンツの感想 など ネタバレあり 一旦のメモにも使うし改変も削除もする

休学、12分の1、あっというま

 

 若い頃の一日って、永遠だった気がします。

 

 朝起きてご飯を食べて家を出る。

 学校に行って授業を受ける。

 放課後になって部活をする。

 部活が終わって誰かと一緒に帰る。

 家に帰ってゲームをする。

 

 そのひとつひとつが、今の一日分くらいの価値があったように思えます。

 過ぎ去る日々がやけに早いけれど、物事はうまく進まないけれど、

 それでもせめて、今日の一日もあの頃の一日と同じくらい素敵だと信じていたいです。

 

 

 10月の感想。

 色々なことに追われているので、多分文字が少ないです。 

 

 日々の話。

 

 散財しないといいつつも、

 なんだかんだで結構ウィスキーを飲んでしまいました。

 反省……

 今月は家で貯蔵しているフィンラガンとアルボラリスだけで乗り切ろうと思います。

 

 居酒屋には行かない。

 バーにも行かない。

 でも人とは会いたい。

 

 なので適当なランチとか、夜喫茶とか、誰か行きましょう。

 

 

 そう。

 妹が、すごく勉強を頑張っているらしいです!

 とても嬉しい。

 

 妹は中学の後半から不登校になって、そのままずっと中卒だったのですが、

 20歳になった今年、やっぱり大学で勉強がしたいと言い始めたのです。

 今年の初めは偏差値が30くらいだったのですが、

 行きたい大学の判定もCかBか、くらいになってきて。

 なんとか合格して欲しい。

 

 ただやっぱり、結構勉強はとても大変のようで、いつも唸っている。

 そのせいか数日前には

 「オマエの受験期に邪魔して悪かったな」

 なんてことを言われました。

 

 僕の大学受験のタイミングで、妹の不登校をはじめ、

 家族の大きな問題が2,3重なっていたので、

 妹はそのことを引け目に感じたらしいです。

 浪人しても結局落ちてるし、気にしなくていいのに。

 

 ただ、妹が合格したら都内に僕と住むことになりそうです。

「休学してんだからそれくらいは我慢しろ」と両親に言われました。

 僕はシスコンなので全然いいです。

 妹がかわいそう。

 

 

 

 

 

 創作の話。

 ゲーム。

 自分のシナリオは概ね書き終わっていて、あとは色々と実装や素材が完了するか、というところです。

 (とはいえ、実装面では自分がやらなきゃいけない部分もあるんですが)

 なかなか全てがスケジュール通りに行かなくて、もどかしいです。

 

 昔読んだ漫画に書いてあった言葉なんですが、

 

「勝つのは選手のおかげ、負けるのは監督のせい」

 

 という言葉をすごく大事にしています。

 プロジェクトを管理してる時、うまくことが運ばない時は必ず自分に問題があるのです。指示がうまく行ってないとか、モチベーションの管理ができていないとか。

 逆に、うまく行く時はみんなが頑張ってくれているのです。

 ここ数年で何度もそう感じています。

 

 

 小説。

 先月は人生で一番本を読んだような気がします。

 メインはライトノベル関係のものと、脚本術の本です。

 ライトノベルはこんな感じに感想を残しています。

docs.google.com

 

 点数は結構曖昧で主観も入っています。ここに時間をかけすぎるのもな、と思い、直感でつけている部分もあります。

 

 新人賞を受賞した本を片っ端から読んでいるのですが、自分の興味のあるジャンル以外のものや、まだ荒削りな作品が多かったりもします。

 だけど、クリエイターさんにその話をした時に、それで良いんだと言われました。

 

「『面白い』は主観や感覚が入っていることが多いが、『つまらない』はそれより明確であることが多い」のだそうです。

 だからしっかり「つまらない」作品を読んで、つまらない理由を言語化し続けることは、自分の作品が『負けない』ようにするための一番の勉強だと言われました。

 それができてやっと「おもしろい」とか『勝てる』とか言われる作品をつくるためのスタートラインなのだとか。

 

 加えて、つまらない作品を真剣に見れるのは時間のある大学生の間だけなのだとも言われました。

 社会人になると、時間もないし疲れている、流石に面白い作品に触れたい、のだそうです。

 なんだか励みになります。

 

 

 脚本術に関しては、新井一先生の「シナリオの基礎技術」を20時間ほどかけてノートを取りながら読み、それから「SAVE THE CAT」を3時間かけて一回読みました。今月は後者をしっかりノートを取りながら読み返そうと思います。

 受験とか研究を通して、自分が天才ではないことと、凡人だがコツコツ頑張ることは好きだということを実感しました。脚本術の勉強は成長を感じてやりがいがあります。

 

 先月はとても苦しかったけれど、それ以上に、

 やっぱり物語を考えるのが好きだと思えました。

 時間がないけどとりあえずあと11ヶ月、頑張ってみようと思います。

 

 寒いし、色々大変だし、

 しっかり運動して、しっかりご飯を食べます。

 今月もファイト〜